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コラム

vol.4
横浜港のシンボル「ハマウィング」をご存知ですか?

 

「ハマウィング」は、横浜市が環境行動都市の実現に向けて、市民一人ひとりが具体的行動を起こす契機とするため、2007(平成19)年に横浜港のほぼ中心に位置する瑞穂埠頭に設置した大型の風力発電機の愛称です。今年4月には、経済産業省の新エネルギー100選にも選ばれました。
熱や電力を作るために化石燃料を燃やせば資源が減るだけでなく、大気汚染の原因ともなるわけですが、なくなることのない風を利用してエネルギーを作る風力発電の場合は空気を汚すこともなく、地球温暖化を防ぐために地球規模で普及が進んでいます。日本でも地形的な制約がある中で、クリーンな電力として、ようやく積極的な取り組みが進んでいます。
さて、横浜港の新しいシンボル「ハマウィング」のタワーの高さは約80m、ブレード3枚、ローター直径約80m。タワーと羽を合わせると、世界一高い地上灯台「マリンタワー」の106mや、よこはまコスモワールドの大観覧車「コスモロック21」の112.5メートルよりも高くなります。ハマウィング
風車は効率よく発電するよう自動で運転しており、風に向かって向きを変えるように制御されており、羽の向きで横浜港の風向きがわかります。
「ハマウィング」を見るには、みなとみらいの「臨港パーク」がおすすめスポット。また、大さん橋(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)の屋上フロア(くじらのせなか)からもよく見えます。
横浜には,「ハマウィング」より1年前の2006(平成18年)に、金沢区の幸浦の三菱重工横浜製作所内に風力発電機が設置されています。こちらは、日本の地形風土にあった風車開発のための実証実験として設置されたもので、タワーの高さは70mですが、ローターの直径は92mだそうです。
全国各地に同様の風力発電所は設置されていますが、ほとんどが郊外の山や海の近くにあり、都市型の風力発電所は全国でも珍しく、横浜は風力発電の普及への風がひと足早く吹き始めています。